東1局東家、イーシャンテンの手牌です。 上家から打たれた 、ポンテンにとりますか？ ポンテンに取ったら と ポン後の 比較的出アガリしやすそうなシャンポン待ちです。 喜んでポンテンに取る人も、一旦考え直しましょう。 仮に両面×２のタンヤオドラ１ イーシャンテンならチーテンに取らないじゃないですか。 両面×２は MAX4種16枚 です。 このイーシャンテンはスルー後でも 8種22枚 受けです。しかも門前の打点は跳ね上がります。 受けの枚数を把握せよ 4種16枚はチーテンに取らないのに 8種22枚はポンテンに取るのですか？ いや、取らないよね！ 余裕があったら常に 受けの枚数をカウントする癖をつけましょう。 牌姿を赤2に変えてみました。 5800点ならポンテンに取るでしょうね。 2900点が不満？　いや、この巡目、この牌姿なら もっと良い未来予想図を描きましょう！という話なのです。 ちなみにNAGA先生はこの巡目でもスルーだそうです。 僕は鳴きそう・・・・　もう少し頑張れってことですね！

2023-24Mリーガーランキングとは？ 今期参戦した36人で、仮に10000半荘打ち合ったら 最終的にどのような順位になるか？を予想したものです。 全記事出そろったので、チーム別の戦力分析も発表します。 完全に私見ですので、異論はあると思います。 僕の意見が知りたい！という人だけご覧になって下さい。 参照記事・ 【 神ナイン】に選んだ９人のMリーガーについて 参照記事・ 勝ち組有力候補に選んだ７人のMリーガーについて 参照記事・ ボーダーラインに選んだ８人のMリーガーについて 参照記事・ マイナス濃厚の12人について　その１ ３１位・高宮まり （KONAMI麻雀格闘倶楽部） 高宮選手が をスルーしたシーンです。 決して門前に固執するタイプではないのですが―― チーしてイーシャンテン 打点も十分で取らない理由がないです。 圧倒的ターツ不足から謎の両面固定。 は10枚受け、 は６枚受けです。 高宮選手の弱点は牌理力、形に弱い 牌理力を補って余るほどの突出した構想力 押し引き判断があれば、まだ戦えるかもしれませんが 明確な弱点を抱えたままで 互角に戦えるほど、Mリーグのメンツは甘くないでしょう。 でもマ...

南4局東家、渋川選手の選択です。 4着目松ヶ瀬選手のリーチを受けてどうするか？ ポイント状況はこちら。 この半荘含め残り４半荘。 首位パイレーツとは463.9ポイント差 渋川選手所属のサクラナイツは 優勝は絶望的な状況といえるでしょう。 最後まで優勝を狙って欲しい という、ファンの期待に応えることが プレイヤーの責務ならば、ここはゼンツするしかない。 しかし渋川選手は現物の を打って迂回を選択。 つにに引かされた無筋 で―― メンツを壊し、撤退を選択した。 この半荘トップ目はパイレーツ ここで撤退、終局を選択するということは 0.1％未満ではあるが可能性が残っている 優勝を完全に諦める判断となるにもかかわらずだ。 優勝賞金　5000万円 ２位賞金　2000万円 ３位賞金　1000万円 ４位賞金　なし Mリーグは 優勝から4位まで賞金格差がある 。 賞金は個人に入る訳ではないので 賞金欲しさに撤退を選択することは考えにくく 競技麻雀打ちが3半荘を残して 優勝を完全に諦める判断をすることも考えにくい。 撤退はチームオーダーである可能性が高い もちろん、この試合が始まる前までは 可能な限り優勝を狙う腹積もり...

南4局東家、4着目西家からリーチを受けて一発目。 3着目の北家と2400点差 4着目の西家と14400点差　という点数状況です。 3000-6000被ツモはラス落ち 2000-4000被ツモは2着に残ります。 一発は消せるかもしれないが、カン表裏ドラが 増える可能性を考えれば、加カンは悪手になりそうです。 内川選手はカンを選択します。 普通なら悪手になるような加カンの選択も 「この状況下」ならトライしても良いかもしれません。 「この状況下」とは現在のポイント状況です。 このまま瑞原選手にトップを獲られると 内川選手が仮にこの持ち点で2着ENDだとしても パイレーツ、サクラナイツ間は約200ポイント差 残り7半荘直対とはいえ、楽観視できる状況ではない。 この半荘、現実的にパイレーツを 捲れることが出来るのは親番が残るサクラナイツのみ。 が1枚、 が1枚、 が1枚、 が2枚 ドラ2以上チャンスも、まだ十分残っているのなら 19000点差を詰めるために 加カンして、打点アップの抽選を受けた後に 全ツする選択も有力ではないかと思う。 しかし、内川選手の認識は少し違っていて―― 亜樹選手のリーチはカンの有無にかかわらず 逆転条件を満たし...

2023-24Mリーガーランキングとは？ 今期参戦した36人で、仮に10000半荘打ち合ったら 最終的にどのような順位になるか？を予想したものです。 全記事出そろったので、チーム別の戦力分析も発表します。 完全に私見ですので、異論はあると思います。 僕の意見が知りたい！という人だけご覧になって下さい。 参照記事・ 【 神ナイン】に選んだ９人のMリーガーについて 参照記事・ 勝ち組有力候補に選んだ７人のMリーガーについて 参照記事・ ボーダーラインに選んだ８人のMリーガーについて マイナス濃厚の１２人について 持論ですが、 明確な弱点があるプレイヤーは 長期スパンにおいて良い成績は残しにくい と思います。 相手が弱ければまた別の話ですが 先に挙げた24人は、一般的には 強い 部類 です。 強い24人相手に勝ち組に転じたければ 弱点の克服、麻雀観を改めることが必須でしょう。 ２５位・黒沢咲（TEAM雷電） 黒沢選手こそまさに「雷電ORIGIN」 超門前派、個性的で面白い麻雀を打つプレイヤーです。 ※参照記事 今シーズンをふり返ってどうだったか？ 1月11日のMリーグ　その2 リーグ戦で負けるってどんな心境？ 復...

何を切りますか？　って話です。 僕は を切ります。理由は特に話すまでもないです。 東家は打 としました。 が場に１枚切れ、上家の 手出しは 手の内の関連牌を想像させる。色々理由はあるでしょう。 例えば東家がここで を切ったとすると―― 世界中に目立ちますよね？ リャンシャンテンから を切るケースは少ないです。 ポン　→　打 　なんてしようものなら イーシャンテン　→　テンパイ濃厚 　と予想され よりも大事な って何やねん？？ となると、ド ラトイツも怪しまれる かもしれない。 をチーした場合も、5800に打点を落とした にもかかわらず、待ちが悪くてアガリにくい・・・ ならば一旦リャンシャンテン戻し 打 としてアガリ時のマンガン率を高めた上で 他家になるべく警戒されずに出アガリ率 好形変化を含めたツモアガリ率を上げようと。 打ってきた環境によって選択は変わる 僕は赤有り麻雀をフリー雀荘 天鳳や雀魂でずっと打ってきました。 牌譜を見ているとよくわかるのですが 対戦相手の多くは自分が を切ったところで たいして警戒もせず、 を切った後に ポン、 チーとか手を進めたとしても テンパイ濃厚と...

【第18期飯田正人杯最高位戦Classic 1組 第2節】 明日5/13(月)正午より YouTube「最高位戦チャンネル」にて生放送。 ⬇️ぜひご視聴ください⬇️ https://t.co/eVpX9n343D ◆MC 谷崎 舞華 ◆解説 伊藤 高志 ※放送卓は明日発表いたします pic.twitter.com/h7TxdGM1MI ― 最高位戦日本プロ麻雀協会 (@saikouisen) May 12, 2024 本日は最高位戦classic１組第２節です。 というわけで、去年のファインプレイを紹介します。 北家・平賀選手の仕掛けです。 　チー 　ポン 　 明確なホンイツ仕掛けでした。オタ風をポン。 ドラの をチーして２枚目の打 ドラ表示牌の を先切りしているのがポイント。 僕はホンイツ濃厚の平賀選手に対して 濃厚無筋である をノータイムでプッシュします。 もしも の待ちだったら？ 　からドラ表示牌とはいえ ポンに備え、 は先切りしないケースが多くないですか？ 　 加えて場に見えていない字牌がこれだけあります。 　ポン 　 字牌とかシャンポン形が残った 形であれば、打 とするのも自然に見えます。 自分がアガリたい！！！ というのが一番の理由なんですけどｗ たいした...

今日の牌譜添削はMさんです。 ・雀魂の玉の間でなかなか勝てない ・リアル麻雀でもなかなか勝てない 麻雀で勝てるようになるためには 自分が打つステージで平均以上の雀力が必要 です。 つまり玉の間で勝つためには 玉の間で平均以上の雀力を身に着けるということ。 ハードルはそれほど高くないですが 麻雀スキルが急激に上達するようなことはありません。 少しずつ麻雀のスキルをレベルアップさせていきましょう！ まず手組編。ドラ２のチャンス手ですがターツ不足です。 ターツ不足で数牌切るべからず これはもう麻雀の法律で決まってます。 良い手でこそ 百発百中で字牌を切って ください。 あんまり良い手じゃないですね・・・ ターツも足りてますし を残して を切ります。 　 あまり良い手じゃない場合は どうでも良いですが、良い手の時は必ず―― ターツ不足で数牌切るべからず 守ってください。法令遵守です。 何を切りますか？ 正解は です。 これも ではなく のほうが良いですね。 　 端牌（字牌）雀頭＋中張牌くっつき のフォーメーションを意識してください。 を切ったシーンです。 相手が早い、遅いの判断が...

トップ目で迎えたオーラスの親番。 2着目からリーチを受けた亜樹選手の手牌です。 、 が３枚ずつ見えています。 点差は4800点ですのでノーテン流局OKです。 さて、どうしますか？ こんなの行くしかねーだろ！！ チームポイント的にGOだね！ はい、 青太字 の意見は麻雀の理解度が浅すぎますね。 テンパイチャンスは広いけれども 最終形が愚形確定みたいなイーシャンテンで 行くしかねー！　はナンセンスだし ３着落ちが無いので、ポイント状況関係ないですよね？ でも、これ難しくないですか？？ ちょっと変則手っぽくもあるけど・・・ 僕なら悩みに悩んだ末 を切りそうです。 を先に引いたら リーチ！ これは亜樹選手に打てる、唯一勝算の高いリーチでしょう。 亜樹選手の選択も 、んでこのツモどーするよ？？ ３列目なら流局逃げ切りに期待しそうだけど もの凄く微妙な巡目と待ちだけど、亜樹選手は―― リーチを選択。その結果一発裏３で18000点のアガリでした。 小林選手の待ちは山４、亜樹選手の待ちは山２ この選択、本当はどっちが優位だったんでしょうか？ 先制リーチの仲林選手は のトイツ落とし リーチで好形必須。...